1番
[Aメロ]
窓の向こう視線交わして
「またね」 そっと囁きかけた
揺れる西日に伸びる影
頬を撫でた そよ風

[Bメロ]
寂しさも 愛しさも 残さず 飲み干す
器の中 こびり付く 一欠片 掬って

[サビ]
夏のローレライ ねぇ 私だけを 心に刻んでよ
夏のローレライ そう 君と私
交わした愛は今 咲く


2番
[Aメロ]
空の果てに煌めいた星
眺め そっと身を寄せあった
灯る 蛍火の最中に
互いの手で 触れ合う

[Bメロ]
儚くて 切なげで 今にも 溶けそう
瞳の奥 私より 何処か遠くを見ていたんだ


〜間奏〜


[サビ]
夏のローレライ ねぇ 君は今も 心を惑わせる
夏のローレライ もう 通り過ぎた
あの日は戻らない

夏のローレライ ねぇ 私だけを 心に刻んでよ
夏のローレライ そう 名付けられた
私の愛はただ 咲く



～・～・〜・～



ひらがな版

1番
[Aメロ]
まどのむこうしせんかわして
またね そっと ささやきかけた
ゆれるにしびにのびるかげ
ほほをなでたそよかぜ

[Bメロ]
さみしさもいとしさものこさずのみほす
うつわのなかこびりつくひとか（けら） すくって

[サビ]
なつのろーれ（らい）ねぇわたしだけをこころにきざんでよ
なつのろーれ（らい）そうきみとわたし
かわしたあいがいまさく


2番
[Aメロ]
そらのはてにきらめいたほし
ながめそっとみをよせあった
ともるほたるびのさなかに
たがいのてでふれあう

[Bメロ]
はかなくてせつなげでいまにもとけそう
ひとみのおくわたしよりどこかとおくをみていたんだ


〜間奏〜


[サビ]
なつのろーれ（らい）ねぇ きみはいまもこころをまどわせる
なつのろーれ（らい） もう とおりすぎた あのひはもどらない

なつのろーれ（らい）ねぇ わたしだけをこころにきざんでよ
なつのろーれ（らい） そうなづけられた わたしのあいはただ さく