妙な空気の中で息をしていたらしい
酸素がなくなるみたいに脳内から消えるね
君が帰らない家を独りで過ごしていた
徐々に奪われてく体温と鼓動が離れてった

当たり前だと思ってたこと 自然だと感じ始めていたことが
僕の目の前であっという間に消えてしまったんだ

空が青いね あゝ 空がとっても青いよ

君のいない人生なんか僕には必要ない必要ない
別れの言葉も愛おしいぐらいに好きだったはずなのに
君のいない人生なんか僕にはあまりに残酷すぎたんだ
だから目を閉じて君のために海の底へ潜ろうと思うよ

あれはいつの日だったか、君の背中を見ていた
小さくて細い体は玄関から消えてった
その日から君は何も言わなくなったんだ
どうしてかなどうして君はずっと泣いてるのかな?

零れ落ちる季節の涙も 溺れるような感覚の呼吸も
僕の目の前であっという間に消えて消えて落ちる

夢と現実 もう どちらでも構わないけど

君のいない人生なんか僕には必要ない必要ない
細い指先が瞼を撫でながら微笑んでたはずなのに
みんなは「可哀想」だと言う僕の気持ちなんか知りもしないのに
だから目を閉じて君のために海の底へ潜ろうと思うよ


いつか見た夢の続きもハッピーエンドも 
何も思い出せなくなったとき
僕らの思い出も消えてなくなってしまうんだ 
泡のように それは

掘り返してみれば見えるかもしれないし
むしろ思い出したくないことかもしれないし……それでも

君のいない人生なんか僕には必要ない必要ない
別れの言葉も愛おしいぐらいに好きだったはずなのに
君のいない人生なんか僕にはあまりに残酷すぎたんだ
だから目を閉じて君のために海の底へ潜ろうと思うよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

水底心中

お別れの歌とやら。

閲覧数:57

投稿日:2013/04/12 21:53:39

文字数:711文字

カテゴリ:歌詞

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