「天使の恋」


花色の風 暖かい日差しに抱かれて
小鳥たちの見守る
緑の森のなか 眠ってたみたい

柔らかい膝の上
髪をすくのは大きな手
優しい眼差し 覗き込む
瞳に 恋をしたの

でも私は天使
違いすぎる 二人
Ah 届きますか?
この気持ち 貴方を愛してもいいですか?

だけど 共に過ごすには
人間界(ここ)の空気は薄すぎる
それでも 貴方の歩幅で歩きたい
願い叶える天使の羽 


ただ貴方の笑顔を見ていたい それだけ
それだけでいい たとえ
二度と空には帰れなくても かまわない
愛してる
生まれて良かった ありがとう
最初で最後の恋

初めて会った 二人だけの森の奥
ヒスイ色の髪 泳いで
この時を閉じ込めてしまえたら

天使の歌 君がいつも微笑んで
しあわせの 音色に
僕の生命(とき)がもう幕を閉じる


突然の サヨナラ
どうしてなの? 神様
「僕はそろそろ行かなくちゃ 
天国に続く階段へ」

今 願いは一つ 
二度と飛べなくなっても
あの人を助けて 天使の羽
貴方のいない 
世界なんていらない

愛しいアルト 片翼の天使がささやいた
「貴方の笑顔が好きでした」
そして 光の粒へと消えていく

ただ 君がどこかで微笑んで それだけ
それだけで良かった
ああ どうか彼女を助けて
伝えられなかった 愛してる
どうか どうか 幸せにするから


木漏れ日の中 振り向くは
ヒスイ色の髪
もう一度 恋をしよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

天使の恋

※元々は応募用でしたが、作曲家様からお許しがでましたのでフリー公開です。
もし、曲をつけてくださる方がいらしたら幸せです。
字余り、字足らず、表現の変化、柔軟に承ります。


天使が人間に恋をしました。
天使は「何でも一つだけ願いを叶える」天使の羽を持っています。
天使の羽を使用するということは、翼を失うということになります。
天使は人間の世界では何日も生きることができません。

天使は人間との恋の中で悩みます。
そして、思いがけない出来事が起こります。

天使と人間の両サイドの視点から書かせて頂きました。

閲覧数:336

投稿日:2010/07/21 00:14:52

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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  • 豆大福

    豆大福

    ご意見・ご感想

    天羽レニさん

    こんばんは、豆大福です。
    この度はご応募いただきどうもありがとうございます。
    締切寸前(!)でしたが、諦めずに応募してくださって本当に嬉しいです。待ってて良かったです。

    さて、歌詞募集を締め切った後ですが、感想をお伝えしたくてお邪魔しました。微妙なタイミングですみません。
    天使と人間の恋というファンタジックな設定、とても素敵だと思います。まるできれいな絵本を読んでいるかのようでした。
    それから、出来上がった歌詞を実際に歌ってみていただいたとのことですが、これがものすごく大事なことで、ご自身で歌ってみて歌いやすい歌詞を投稿していただけると、私のようなバラード曲の作曲者的にはとても助かります。というのも、生身の人間が無理なく歌えるものはVOCALOIDが歌った時にも自然に聞こえるので、聴き手に伝わりやすく覚えてもらいやすいからです(敢えて難しい歌詞にしたり歌いにくいフレージングにすることで強力なインパクトを残すという方法も確かにありますが、今回の私の曲はそういう手法が似合うタイプの曲ではないと思います)。
    実は今回も、歌いやすさというか「歌い心地の良さ」を選考のポイントの一つにしようとしています(あくまで個人的見解ですが、歌い心地の良い曲は聴き心地も良いと考えておりますので)。そういう意味でも、実際に歌って確かめていただいている歌詞はポイント高いです。
    …って、なんだか長々と偉そうに語ってしまいました(汗)すみません。

    複数の方からご応募をいただいているため選考となりますが、水曜か木曜あたりには結果を発表したいと思っておりますので、今しばらくお待ちください。
    どうぞよろしくお願いします。

    2010/07/13 00:49:42

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