満点の宇宙に手を浸して
秋の夜長に君に電話を掛けた
もしもし この声は聞こえていますか
遠い昔にいなくなった君

黒いシャボンにその身浸して
古い夢の欠片たちと空を巡るかな?
君は今 どこにいるの
あの日離した手が 今も痛いんだ

20万分の一光年 君と旅した
数えきれない未来と夢を抱えて
遠い空の彼方で 君は星になり
ああ僕は今一人きりで銀河を渡るよ


分厚い大気のシェルターを裂いて
君に大事な言葉(メッセージ)を贈った
もしもし この声は届いていますか
遠い空から僕は見えている?

君と巡った夢の旅の跡
お土産をちゃんと僕は持って帰ったよ
君がいた 空の証
僕はこれでやっと 君に会えるかな?

20万分の一光年 君と歩いた
共に託された約束を果たすため
時は流れ去り今 君が僕を呼ぶ
さあ次は僕が約束を果たす番だ


君の声が果て無く 僕を導くよ
ああその声は 遥か 宇宙から垂らされる通信線(ライン)


20万分の一光年 僕たちは二人
どこまでも行こうと他愛なく誓った
君の手を離した 弱虫な僕は
君に背中押されゴールへ辿り着く

青い青い空の果て 僕は羽ばたいた
この光君にもちゃんと見えたかな?
会いに行くよ 忘れないよ
今巡る彗星(ほし)になり君とまた出逢う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Your voice.

―――――ミネルバとはやぶさのために

ちょっと早いけどイトカワ微粒子発見から3周年記念。
今更感は否めないが、この手の話には悲しいぐらいミネルバ成分が足りないから別にいいや。

閲覧数:86

投稿日:2013/10/27 23:56:26

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

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