【Aめろ】
世界の終わりが見えなくなる頃
迫る秋夜に　2人並ぶの
澄んだ空気　溶ける憧憬
思い出は遠く　闇夜を照らす
【Bめろ】
君の問いの答えを僕は持たない
1人で生きるには死ぬほど長く
2人なら離れがたい寂しさ
手に散る花を見遣って…
【サビ】
夏が僕らに別れを告げる
さよならを言う間もなく
惜しげに散り咲く火を見届け
君への言葉を残す

【Aめろ】
世界が夏と君を何処かへ隠し
影を落とした　秋夜の静寂
誰も見つけられないように
色付く空を高く押し除ける
【Bめろ】
君の語る未来の行方を知らぬまま
1人歩くたび膨らむ不安と
爆ぜる松葉の後に菊の花
それは君の命(せい)だ…
【サビ】
夏が僕らの時間を止める
今を生きろと言うように
愛と哀が同じ音なのは
君のイタズラだったのか