関われなかったら今日この日
此処には立てていなくて
とめどないなにかを 拭って抱きしめた

偶然とか奇跡みたいだった 君との出会い
何年も経った今も憶えている
真夏の昼麦わら帽子を 被ったシルエット
見惚れて目が離せない存在になった

海が望む窓際 孤独にベッドの上
狭いかごの檻から 目が合う瞬間に

「なにしてるの?」って華奢な手を振り
覗き込んだ顔に
吸い込まれた心は チクリと胸を刺す

関わらなければ今日この日
此処には立っていなくて
別の何処か遠くで 海を眺めてたのかな


左腕の傷痕には 後悔が混じった
過去との絆とは呼べない絆創膏

春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 流れゆく循環の輪
宣告された運命(さだめ)で プツリと途切れてしまう 

白と黒の狭い空間
目を開けたままの夢
君が覚めない 悪夢が現実だと知る
関われなかったら今日この日
此処には立てていなくて
別の誰かが側で なみだのしずくを

白と黒の悲劇モノローグに
思い出のフォトグラフ
安らかに眠る 君に届かない声

関わらなければこの気持ち
叫んでは吐き出して
本気で愛する事 絶対出来なかった

「関わらなければよかった」と
嘘をつくのが下手な
あの時笑って零した なみだのしずくを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

なみだのしずく

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閲覧数:181

投稿日:2014/08/28 22:51:07

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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