「うさぎは寂しいと死んでしまうの」なんて
嘘をつくあなたが嫌いだった 今なら少しわかる
「結局私の子」星になる前あなたの
認めたくなかった捨て台詞を噛み締め君を待つ

灯もいらないこの夜が続くわけがないから
烏になる前に

その満月ごと喰らい尽くせ
愛が欠けてしまう前に
月夜の蟹 訪れる絶望の芽に過ちを突きつけて
正しく終わらせて

昔さ有名な詩人が言った
「二人流した涙いつになったら乾かすことができる?」
瞬きも忘れる綺麗な夜空
けれど心濡らす悲しみ虚しさ
やり場無く増えていく

夜霧がかかって朧げな
十五夜が道連れの引き金となる時

その満月ごと喰らい尽くせ
愛が欠けてしまう前に
月夜に釜 笑う横顔の目に
旅立ちを突きつけて

一人で生きていけないのなら
二人で月になりましょう
喰らい尽くした満月の
傷跡でまた輝きましょう

その満月ごと喰らい尽くせ
愛が欠けてしまう前に
月夜の蟹 訪れる絶望に
今さよならを突きつけて

その満月ごと喰らい尽くせ
愛が欠けてしまう前に
月夜の灯 照らし出す声
耳元で「またね」囁いて
君のところまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

月夜を喰らう

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投稿日:2023/05/03 20:40:08

文字数:474文字

カテゴリ:歌詞

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