月曜日 腕時計は 午前9時を指してる
教室は 空席だらけ 先生も大欠伸だ

田中と佐藤とトニーの学番なんだっけか
出席代わりのコメントペーパー 4枚取って 後ろに渡す

ノートはばっちりさ 色付き 線付き (マーカー付き)
されるの白黒コピーだから 意味ないけれど

レポート課されたら メールで連絡 (いつも通り)
何やってんだろうと思うけど これがもはや日常になっている

(こんなはずじゃ)

小学校行ったら 中学校行ったら 高校行ったら 都会に出たら
(そんなのは淡い夢だ)
現実では 魔法みたいに ぱっと変われるわけもなく

眠れず夜更かし 動画サイト見てたら 
寝坊してるよ 最高潮にだるいよ それでも僕は
代返と 板書取るため  一時限目に行く

バイトは続かないし サークル面倒だし
就活で書く履歴書 空欄が埋まらない予感

他にやることないのに 課題の着手はぎりぎり
締切まで あと1日 パソコン画面は真っ白だ

午前4時半 突然の メールの受信  (レポートについて)
「夜遅くにごめん」って 明るくなり出してるぞ

佐藤も徹夜か 計画性ゼロ (自分もだが)
けど要領良いから すぐに終わらせてしまうんだろうな 奴らなら

(ため息ひとつ)

小学校行っても 中学校行っても 高校行っても 都会に出ても
(進歩しない奴が) 
先延ばしして 良い文章が ぱっとひらめくわけもなく

未来の自分は 出来るはずなんだ 
本当はやればできるはずなんだと
面倒事 先送り 逃げ続けてる

バイトやりたくない サークル合わない プライドだけ高くて
どうしようもない 身動き取れない 

印刷終わって ホチキスで閉じて 顔を上げたら 遅刻ギリギリだよ 慌てる
あいつらは多分 仮眠を取って 二時限目から行くのだろう

小学校行っても 中学校行っても 高校行っても 都会に出ても
しょうもない 僕は
代返と 板書とるため 一時限目に行くのさ


小学校行っても 中学校行っても 高校行っても 都会に出ても
変われない奴が
面倒事 先送り 逃げ続けてる


トニーの学籍番号何番だっけ?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

それでも僕は一時限目に行く

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投稿日:2019/08/24 23:59:42

文字数:894文字

カテゴリ:歌詞

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