澄みきった 空の下で
暖かな陽を浴びて
それでいても私の心 晴れなくて

変わらない二人の時間は
あの日でさよならした
遠く離れ君を想う この桜の下で

何百と何千回とまだ

このまま錆びついた記憶が剥がれて
落ちるまで温もりを忘れないよ
いつかは君が空へと消えていくのなら
そっと この花びらを散らばせて

あれから私の日々は 何かが抜け落ちた
寂しさとも痛みなのかも分からないまま

君はここから 私はこれから
ただただ 離れていくばかりで
触れられないままで

何でかな 君の顔が
浮かべば涙が溢れて落ちていく

このまま 君の傍へと駆けていけたら
なんて もう遅いから
それでも その心はずっとここにあると気付いて

このまま錆びついた記憶が剥がれて
落ちるまで温もりを忘れないよ
いつかは君が空へと消えていくのなら
そっと この花びらを散らばせて

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散花(ちりばな)

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投稿日:2021/05/24 04:05:55

文字数:378文字

カテゴリ:歌詞

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