インフルエンザ


 リンがインフルエンザになった。ミクやレン、ルカやメイコは今日旅行に行っている。勿論俺とリンも一緒に行くはずだった。けれど、インフルエンザのリンを置いて行く訳にはいかず、俺は自ら残ってリンの看病をする。

「ごっ、ごめん、ね……」

 小さい声で謝るリン。その頬を撫でて笑顔を作り、安堵させる。

「リンちゃんが謝ることないよ」

 俺の中では寧ろラッキーだと思っている。リンと二人きりになりたいと思っていたのだから余計にだ。

 そんなことを口には出来ず、なんでもない「優しいお兄ちゃん」を演じつつ、腹の底から湧き上がる欲望を押さえつける。

「ゆっくり寝て、早く元気になろう」

「うん」

 双子でも、レンが髪を下ろしても、リンを見つけることが出来る。

 それだけリンが好きなんだ。まだ言葉にはしていないけれど、いつか、できたら良いと思っている。

 少しして眠ったようで、気づかれないようにそっと唇を落とした。

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ただの双子でも君のほうがかわいい

リンちゃんがお熱。インフルエンザ。
カイト兄が面倒を見るお話。

カイリン。

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投稿日:2016/09/19 08:03:44

文字数:420文字

カテゴリ:小説

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