いつも笑顔が絶えなかった君
ねぇ、気付かなかったよ
君がそんなにボロボロだって
いつも一緒にいたのに
いつも二人でふざけてたのに
君はいつも笑顔で
『大丈夫だよ』って言ってたの

ねぇ君と私の心の距離は
いったい何センチあったんだろう？
君が辛い思いをしてることに
私は全然気付けなくて
私はいつも心から笑ってたけど
君は辛いことを笑顔に隠してたんだね

そしていつからだろう
君から笑顔が消えた
『どうしたの？』って聞いてみても
『なんでもない』って微笑むだけで
悲しげに微笑んだ君には
昔の雰囲気は感じとれなくて
君の心は段々と蝕まれていたんだ
私が頼りなくてごめんね

ねぇ君と私の心の距離は
いったい何センチあったんだろう？
私は君の泣き顔を見たことがないけど
それぐらいにまで
距離が広がっていたのかな？

『ねぇ、笑って？』
無理なのは知ってるけど
『痛いんなら私と半分こしよ？私が支えるからさ』

やっと聞けた君の思い
ずっとすれ違っていたんだね
君が悲しい時なのに
君の事が知れて嬉しいんだ

君と私の心の距離
ちぢまってもう、0cm