衛星の裏で 壊れそうな
灯りが一つ 銀河を彷徨ってる
焚べる光も 落とす影も
どちらもないし 欲しいとも思わなかった

忘れられた星の 朝のこない夏の日
君が伸ばした手を拒んだ僕に
「あなたの色、すごく綺麗だよ」
そう言って 君は笑った

この手が 君の心に触れた
それは鈍い痛みを伴った
望んではいけないのに
いつか終わってしまうのに
君に光を見てしまった
甘い温度を知ってしまった

溢さないように 崩れないように
その姿を確かめた
光が刺して 影を刻んだ
この痛みの理由も
全て知っていたのに

君の手が 僕の向こうへと透けた
そこに温度も痛みもなかった
失うくらいなら
最初からいらないのに
それでも望んでしまった

さよなら 遥か遠くの君よ
違う星で生まれたんだ僕ら
光を奪った残滓も
今は愛おしいんだよ
君がつけた赤の色

剥がれだす思い出も
消えてしまった温度も
君に触れたあの夏も
この痛みが唯一の証だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カノープス

閲覧数:976

投稿日:2022/12/19 20:51:02

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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