「これらの政事の議論する場を、議会へと移すべきという意見が出ておりまして・・・。」

たくさんの書類を目の前に積まれて、私はうんざりした。
いきなりこんなものを持ってこられても、
子供の私に、今、何が出来るっていうの・・・。
「そうしてもらった方がいいわ。」
相手はにっこり笑って、
「そのように取り計らいましょう。」
と書類の束を、自分の執務室へ運ばせた。

それでも、まったく何もしないわけにはいかなくて、
書類へのいろいろな許可や移行のための委任状には、
私が判を押していった。
「こちらも目をお通しください。」
それも法の改定に関わる事とかで、重要事項の移行の書類らしい。
「今まで、すべての権利や施行は王の権限でございました。」
「誤った民を裁くのは、国の君主である王の責任とは思いますが、」
「リン王女はまだ幼くてあらせられます。」
「こちらの書類には、その裁きの法と刑の執行を専用の機関を設けることによって」
「民もその裁きに加わる事が出来、正しい裁きや刑が執行されることとなりましょう。」
「リン王女のお心のご負担も軽くなるかと、思います。」
私は黙って判を押した。
星が望んでいるのは、こうすることだろうから。
「こちらの機関については、しばらく民にも伏せさせていただきます。」
「執行機関の者が、裁かれた者の恨みを買うことになっては機関も無事に作用いたしませんので・・・。」

他にもいろいろ説明はされるが、私にはチンプンカンプンで
「よく分からないわ。」
と最後には、書類に判を押すだけになった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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悪ノ華  ~第四章 悪ノ娘reverse 3~

悪ノ娘、悪ノ召使、リグレットメッセージという曲を
書き手の勝手なイメージで二次創作したものです。

こちらは、個人の勝手な創造や捏造設定で書かれておりますので
実際の歌詞や、原曲者さまの裏設定とは違っております。
ご注意ください。

また、それぞれの歌に、ご自分でお持ちのイメージがあり
他のイメージを受け入れたくないという方は
どうぞ、ご自分のイメージこそ大切になさってください。
こちらのテキストなぞは、スルーしていってください。

※注意※
基本的に悲しいお話となります。
苦手な方は読むのは止めた方がよいかと思います。

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閲覧数:234

投稿日:2009/08/02 22:29:29

文字数:659文字

カテゴリ:小説

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