あなたの言葉に何度救われたか
あなたの言葉で何度立ち直れたのか
星の数ほどある言葉も
どんな偉人の格言も
何一つあなたには及ばなかった

こんなどうしようもない私の
そばに居てくれる　それだけで
何もかもが　違く見えたんだ
どんな思い出も

褪せないよ　色褪せないよ
あなたがくれたものは
全て違うから
どんなに時が経とうとも
褪せないよ　忘れられないよ
どんな日記の隅に
メモった　チャラ字の言葉も
私の心の中で生きている


あなたの言葉に何度救われたのか
あなたの言葉で何度気付かされたのか
ずっと紡がれている言葉も
聞き飽きた先人の知恵も
何一つあなたには及ばなかった

こんな長所も何もない私は
あなたの足枷に　なるから
黙っていれば　それでいいと思ってた
馬鹿だな


こんなに苦しいなんて知らなかった
こんなに苦しいなんて知らなかった
こんなに苦しいなんて知らなけりゃよかった
なんてあなたの方が苦しいに決まってるよね

雪解けは　少し早くて
あなたの身体も全部
埋めつくしてしまう
そして溺れていなくなる
夢を見ていた

褪せないよ　色褪せないよ
あなたとの思い出は
特別なんだ
どんなに時が経とうとも
褪せないよ　褪せるわけないよ
冷たい潮風に吹かれても
雨に濡れても
私の心の中で
今も鮮やかに　生きている