Cassini


暗い空、点々と光る星が標す
手のひらに触れたのは、誰も知らない記憶
気が付けば生まれた世界からずいぶん
遠い場所に来てしまった
惑星が回るように僕と共に観測してた軌道

僕だけじゃあまりにも広すぎた空間
重力に逆らえずに周る衛星のように
見上げてた幾重の輪、嵐の推移
故郷で見たような雨と海の世界を

「聞こえる?群青の惑星へ…」
最後の言葉は届いたのかな

人々が描いた沢山の夢と希望は
この小さな背中じゃ抱えきれないくらい
たった一人で歩んできた長い長い道はもう
見えないくらい遠く遠くなって
手を伸ばした大気は世界が知らない色で
高速のまま最期を迎えても
記憶に焼いた、途切れない輪を見上げたまま
さぁ、今還ろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Cssini 歌詞

初音ミク曲「Cassini」の歌詞です

閲覧数:555

投稿日:2017/10/07 18:20:30

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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