俺は自室で作業をしてると、下の階から鼻をすする音が聞こえてきた。
ちなみに他の衆は出かけている。としたら居るのは俺と・・・
(リンか・・あいつ風邪なんか引いてたっけ?いや、花粉症か?)
そんな俺の軽い考えを吹き飛ばしたのはその4秒後だった。
「・・・ふぇぇ・・・」
気が付いたら走り出してた。うるさい音をだして階段を下りていく。
ダダダダダダダ バン!!!
レン「どうした!リン!どうしたああああぁぁぁぁ・・・・あ?」
ドアを勢いよく開けた俺はびっくりした。
なにがびっくりしたかって俺の姿を見たまま口をポカンと開けたリンの姿にびっくりしたのだ。
レン「オホンッ。で、どうした。」
リンは数秒経つと俺が来る前の状態に戻った。
リン「れん・・・み・・み・・」
リンは何かを言いたげに口をパクパクさせた。
レン「み?みがどうした?」
リン「冷やしてたミカンジュースがな・・無い・・よぉ」
目に涙を溜めたまま言葉を発するリン。ふむ。これはこれで・・じゃねぇ。
レン「あのミカンジュースか?あれならめーこ姉が酒と間違えて取ってったような・・・」
俺が言うとリンは・・・うん。あれだ。そう。泣いた。
リン「ふぇぇぇん。あたしお酒なんか飲めないよぉ・・・」
見てられなくなった俺はもうなんかよく分からず・・
レン「あああああー!分かった分かった。ちょっと待ってろ。」
リン「・・・・?」
たったったった たったったった
レン「ホレ。」
俺は取ってきたミカンジュースをリンのほっぺたに当ててやる。
リン「ひゃあぁ!」
――!くっ!抑えろ俺!言うな。ここで「かわいい・・」なんて言うなぁ!
リン「え?何これ?」
あ、危なかった。
レン「え・・あ、あぁミカンジュース。」
リン「で、でもでもあたしが冷蔵庫の中見たとき無かったもん。なんであるの?」
レン「えっとだな。すごいごちゃごちゃしてる所あるだろ。あそこのずっと奥に入れといたんだ。めーこ姉にとられたらいけないだろう?」
リン「え・・?で、でもそれレンのだよ?レンのだからレンが飲むべきなんじゃないかなぁ・・?」
ぬぁ!抜かった!リンに罪悪感を与えてしまった!
くそぅ理由をそのまま言ってどうする!
レン「や、あぁ~えと・・あの、自販機がイカれて2本でてきた。そ、それで俺は飲んだからもう一本余ってた訳、そう、訳。」
リン「・・・そだ」
レン「リン?」
リン「嘘だ!!」
レン「はい嘘です。スイマセン。許して。」
リンは急に涙を吹き飛ばして叫んだ。ビビル。
リン「一緒に飲も?ね?」
はぁ・・ったく結局か・・
レン「わかった。ストロー取って「く、口飲みでいいじゃない!」
・・・いや、まぁ、いいけど。why?
リン「どうだっていいじゃない!それとも、口移しがいい?」
いやぁ、そんなかわいい顔で脅迫されても・・・
レン「口飲みでお願いします。」
口移しがよかったんだけど・・まぁいいや。
今、リンからチッって・・・
レン「んじゃもらうよ。」
リンが飲んだ所に唇を付ける。
あれ?なんでこうなってるんだっけ?
まぁいいや。
みかんとみかんと
レン「・・・あ。」
リン「どうしたのって・・ぴゃあああああ!」
レン「や、あの、悪い。すっげぇ乾いてたんだ。喉。」
リン「レンのばかぁ!」
続くかどうかは・・
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ご意見・ご感想
やぎ師匠
ご意見・ご感想
あぁ、い、いやぁコメントうれしいですぅ。
結局なんです。なんか無茶苦茶に書いた覚えがあります。
ありがとうございました。
がんばります。
2009/04/21 20:24:22