だんだんとモノたちが
見えなくなった僕に
大人たちは眼鏡を与えた



これをいつもかければ
何でも見えるようになるよと
僕はその言葉を信じた



でもね、つらくて
悲しくなったときほど
絶対君の目と心が見えないんだ





目を擦っても、嫌だともがいても
叫んでも何も見えないよ
奇麗な星空も海も空もはっきり見えた
僕の視力はどうかしてしまったの





こんなにも周りとか
意味ないこともある時に
それでもどうして見ないといけない?



これならいっそ視力が
どんどん落ちればいいと
星にお願いしたんだよぎゅっと



そっと、とろうと
思って手を差し出して
音とともに暗いとこに落ちたんだ





迷い込んだと、壁をひっかいても
声をかけても何もならないよ
目と目をあわせなきゃ君を知らないも同然なの
ああ君だねと眼鏡を拾ってかけなおす


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

眼鏡ノ不一致

眼鏡をしないと何も見えないけど、眼鏡をするのが時々疲れるんです。

閲覧数:33

投稿日:2013/04/01 02:10:17

文字数:381文字

カテゴリ:歌詞

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