いま 動き出す 小さな歯車
月影に照らされて
ああ 震えてる 夜風の調べに
唇を開く

滲んだ
アイシャドウ 歩道橋
可愛げのある子
手放して 引き寄せて
我が儘に変わるだけ
街角の ガラス越し
弱虫が笑う

代わりなんて 他にいるでしょ

やだ 選びゆく 思い出の隅に
欠片でも残るかな
ああ 理想郷 拍手が響いて
星屑と消えた

手を振る
茜空 また明日
指切りをしたね
いつの日か いつまでも
忘れても構わない
強がりを 見透かした
紺碧の瞳

君でなくちゃ 意味がないから

さが 眠れない 箱庭の中で
本当は気付いてる
ああ この脚を 操る糸など
始めからないと

ねえ 喧噪に 呑まれたとしても
私はここにいるよ
もう 届かない 言葉の波間で
行く先も知らず 踠くの

雨の匂い 君の声に 振り返る

いま 動き出す 小さな歯車
月影に照らされて
ああ 震えてる 夜風の調べに
唇を開く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

迷想ドール

空っぽの器にめぐる証明

タクトさんの歌詞募集[http://piapro.jp/t/_eS4]に応募し、採用していただきました。

☆ブクマありがとうございます!

閲覧数:637

投稿日:2017/03/24 23:41:25

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました