透けたガラス越しにひらり魅せつけるの
「十代」という名の最強のブランドを
纏う私はさながらお姫様の様ね
ちやほやしてよ 跪いて傅きなさい

家に帰れば名も知らぬ男が我が物顔で入り浸っていて
私の居場所なんて当の昔に失くなってるのさ
顔もうろ覚えの友達面したあの娘達が口を揃えて
あんな事もうやめなよって寄って集って言うけれど
じゃあ何があたしを満たしてくれるっていうのよ

ねぇ、まだ足りないの 全然まだ足りないの
いつでも物足りないの 愛されてるの?
ねぇ、全然足りないの ねぇまだ物足りないの
誰でもいいからあたしを愛してよ

母親とかいう名ばかりのあの女と口もきかなくなって早四年
どこで何がどうかけ違えられたのかなんて知ったこっちゃない
産まれてきたことを疎んじられたって私に為す術なんかない
身体に傷を付けるのは痛いからそんな事はしたくない

私の中で萎んでいく 微かな自尊心
流れ出す温かな 白く濁った誰かの残滓
虚しさを抱いて 悲しみを抱いて
満たされたつもりで すべてを壊して
誰でもいいからあたしを愛してよ

ねぇ、まだ足りないの 全然まだ足りないの
いつでも物足りないの 愛されてるの?
ねぇ、全然足りないの ねぇまだ物足りないの
まだまだ物足りないの こっちをみてよ
ねぇ、まだ足りないの 全然まだ足りないの
いつでも物足りないの 満たされないの
ねぇ、全然足りないの ねぇ まだ物足りないの
誰でもいいからあたしを愛してよ

あたしを愛してよ……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

花散らし

オリジナル三曲目。編曲中です。

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投稿日:2017/01/09 06:26:09

文字数:636文字

カテゴリ:歌詞

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