環状に続く小さな足跡
辿ってみる 終わりを探して
庭先に飾った植木鉢の花
水を溢れさせて、枯らした

照り付ける頭上の太陽
汗が一筋頬を走った
何にも言わなくてさ
泣きたくなる

お使いの終わった後
炭酸が抜けてく
からからに渇いて
干上がる喉に 唐辛子
あああああああ
痛くて悲鳴をあげたけど
悪くはない

寒い大広間の大理石の床
舐めてみる 取り出したくて
白い腕に透ける赤い管を
辿ってナイフで切ってみた

零れ落ちる赤いDNA
受け継がれないまま
静かに蒸発してさ
タコみたい

進んだ道の後ろ
影が焼き付く
乳歯を抜いて
止まらない血に ラップした
あああああああ
つまって息が出来ないけど
怖くない

汗を止めたくて
冷凍室に入ってみる
手足が震えて
死後硬直みたいな体が
愛しくなった

ああああああああ

暗い部屋の片隅
空気が飽和する
キラキラに笑って
隔離された世界 無尽蔵
ふあぁぁあっく
上手く音が聞こえないけど
これでいい

混沌が秩序にかわっただけ
そんなもんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

炮躅課題

炮躅課題
ホウジョクカダイ

どうしてもできないことと
どうしてもいえないことを
書き連ねただけ。

閲覧数:132

投稿日:2009/02/20 08:36:41

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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