りのりうむ

A)
眠たい目擦って　少し早起き
ぐいっと背伸びしたら
お日様が笑って
今日はきっと楽しい日になる
新しい服を着て　あと５分前
鏡に向かって一人
ウインクしてみる
気合い入れなくちゃ！
B)...

A)
耳を塞ぐ怖さ
眩しい光の熱
ちりちりと
焦げるような胸
B)
常に水面下だったわ
ブルー越しのラビング
全て教えてくれた貴方
契約だって赤い糸...

A)
ロックもクラシックもポッピン
とぅりらちゅらりる
手を繋いだら虹色メロディー
口ずさんだハーモニー
レモネードはお好きかしら？
B)
飴色の楽譜と夢色の音符
青空のわたあめ　手をのばして
渡り鳥も美味しいって言ってたもの...

ご機嫌いかがですか？
素直に無理としか言えない
そんな季節がまたやってきた
マスクと目薬とティッシュが友達
味がわからない程の悲惨さ
「お前、それ、箸だから…」
ほ？What did you say？
飲んでも薬効かないし
くしゃくしゃのティッシュの山
これ一体何本の木で出来てるの、...

お互いの鼓動の音が
全てだった　幼い頃
私の髪の毛は真っ直ぐで
僕のズボンは短かった
＃
いつかお姉ちゃんが言ってた
「握った手を離す日はくるのよ」って
大きくなっていく君のその手を
認めたくなかったの
降りれない林檎の木...

マイクを外して
そっとため息つく
太陽と地面が８５゜
奥から僕を呼ぶ声
返事をしながら見た空
垂直になったその時
いきなり　音が減った
プラグも　ぜんまいも
繋がらない
試しに切った...

環状に続く小さな足跡
辿ってみる　終わりを探して
庭先に飾った植木鉢の花
水を溢れさせて、枯らした
照り付ける頭上の太陽
汗が一筋頬を走った
何にも言わなくてさ
泣きたくなる
お使いの終わった後
炭酸が抜けてく...

始まりはそう、桜色
頬を掠める春風に誘われて
泣き出した私を
君の手が捕まえた
驚いて止まった涙の迷路は
君に抱かれて
それでも
君の海の匂いと
声を重ねて
小さな未練が溢れたの...

君が　好きで
好きで　好きすぎて
君に殺される夢を見た
白く風に揺れる
洗いざらしのスカートが
一瞬にして夕暮れに消えてく
赤と黒に埋まる世界で
君は１番美しい顔で
僕に微笑みかけた
僕の中の善を生み出す君に...

バナナー
アイスー
ナースー
「…ちょっと、身長は足りてないけど」
だけどそんなの関係ないでしょう
だって僕ら唯一無二の三兄弟！
姉妹達にだって負けないぞ☆
１番下は黄色い子
姉とお揃い可愛い声で
たまに髪の毛引っ張られる...

例えば 今
君の名前を呟いたとして
それはただの独り言に終わる
もし仮に 正午１２時
君の背中を抱きしめたとして
それはただの戯れに終わる
振り向いた笑顔と
赤い唇
今にも溶かされてしまいそう
そぅ　この高ぶりを焦がしてく...

電子音で目が覚める　いつもの朝
階段を降りて　顔を洗って
リモコンへと手を伸ばす
アラームが告げる時間に驚き
こんがりバターのトースト
片手に家を出た
ビルをくぐり抜け鼻を掠める風
もうずっと排気ガス臭い空気
駅前の演説メガホン
ＩＴ革命？...

玩具箱のユートピア
霞んでく
飽和した冷めたココア
分離してく
でも　それが　当たり前
だから青いウサギが一匹
それも同様に息をしてる
半分コ？いいや全部だよ
気管支から五臓六腑まで
規制緩和はしないよ...