来来来世あたりでさ　会えたらいいと思うんだよ
そんな言葉をいつでも信じてさ　時間だけが過ぎてくの
だけど祈る神もいないからさ　こんな願いも叶わない
だからせめて
嘘だと言ってよ

二人過ごした時は永遠に続くと思っていた
それもどうやら過去のお話
まるで子供騙し

だけどあの日の想いは本物だなんて信じてた
ルビーの振りしてたスピネルも紅く輝くの

真紅の愛も真っ赤な嘘も明度と彩度が違うだけ
水で薄めて飲み下せば酸いも甘いも同じ色

来来来世あたりでさ　会えたらいいと思うんだよ
そんな言葉をいつでも信じてさ　笑顔さえも失った
だけどそれに縋るしかないからさ　口角上げて生きてるの
だからどうか
嘘だと言ってよ

騙し騙しの毎日に騙されたつもりで過ごしてた
「明日になればきっと」だなんて
そんな大人騙し

破れ被れの心が偽物のはずがないでしょう
競りにかけて価値を測ればいくらで売れるの？

運命とかいう言い訳に踊らされたのは私の方
こんな終わりも決まってたならもう少し早く言ってほしい

来来来世あたりでさ　会えたらいいと思うんだよ
そんな言葉をいつでも信じてさ　花びらは既に枯れ果てた
だけどあまりに綺麗だったからさ　今でも忘れられないの
だから早く
嘘だと言ってよ

来来来世あたりでさ　会えたらいいと思うんだよ
そう言う貴方が結局好きだった　輪廻の果てで会えたらな
だけど叶うか分からないからさ　優しさなんか要らないの
だからせめて
嘘だと言ってよ