夏、ラムネ、十七時
僕らの目に映るのは夏だけ
ねぇ、坂の上の雲
追いこした先、何があるの
つまんないよ
夏の影も、空の青さも
深い夜に咲いた花火も
隣に君がいないんじゃな
あぁ
夏めいた空だ
君の手をとって
どこか遠くへ行こう
未熟さも無謀も
この青さに置いてくんだ
夏、ラムネ、十七時
ビー玉越しの君、青く滲む
風仰ぐたび微睡んで
ただ、夜を待つ
夏、窓辺、十八時
呆けて仰ぐ夜空、花が咲く
果てへ消えゆく茜
僕らの目に映るのは夏だけ
ねぇ、このまんま僕ら
年老いた先、どうなってるの
わかんないよ
また明日、何年後だとか
いつか大人になったらだとか
僕はただ君と今のこの
夏を生きていたいんだ
この青い日々を、君の体温を
忘れたくないんだ
坂の上の雲、追いかけていこう
離さないで
夏、ラムネ、十七時
ビー玉越しの君、青く滲む
風仰ぐたび微睡んで
ただ、夜を待つ
夏、窓辺、十八時
呆けて仰ぐ夜空、花が咲く
果てへ消えゆく茜
僕らの目に映るのは夏だけ
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