言葉さえ曇らす
弱さに逃げたくなる
君との隙間透明線 
なめらかで艶やかな指先を見ていた
僕はただ涙の色の中で
さよならの背をなぞった

矛盾ばかり描いたストーリー
誰も観てはくれないと嘆いた。
別にそれでいいと
割り切る度にいつも
取り替えた仮面だけが増えた
擦り切れる毎日に踠いて
容易さに甘えたくもなるから
いつも心の居場所より
身体を守ることばっか
わかってるよ、もう分かっているから

君が掻き回すあのストローの
泡のように消えそうだ

不正解だらけの毎日に
涙流す余裕さえないまま
消えそうな程に儚い明日も
眩しすぎて目を逸らした
ほらこの痛みだけが温かくて
心地よくて綺麗で嫌いだ
最終バスの夜、消えたサイン
それだけが青のままで

ストップ錆びつく記憶呼び覚ます
抜け殻の様に宙に浮いて
届かぬ声で歌った
花瓶の花はついに萎れた
心が弱いねなんて聞いた様なセリフさえも
わかってるよねえわかってはいるけど

振りかえるその時に揺れるスカートが
強く胸を締め付けるから

どこへも行けないけど
何もできないけど
あの言葉が今も僕の中で
鳴り止まない

不正解だらけの毎日に
涙流す余裕さえなくても
消えそうなほどに儚い明日の
眩しさにも目を凝らした
でもこの痛みはまだ温かくて
心地よくて綺麗で苦しくて
最終バスの夜くれたサイン
今もほら青のままで
それだけは青のままで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】フィロシスコ

閲覧数:34

投稿日:2024/10/10 16:00:52

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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