A
0と1と想像で誰かが創り上げたセカイは 誰もいないセカイ
時の流れも感情も何一つ変わりはしない そんな電子の海

電子の海で漂う私の心は白くて透き通るほど白く
いつか来る生まれいずるその時を夢見て今は静かに眠るの

B
時折聞こえるあなたの世界の鼓動あなたの声が Ah
その度私の心が震えるのこの思いは何?

C
いつか私の声がただガラクタに紛れてしまう
そうなる前に私を見つけてください
いつかあなたの手でそっとたゆたう私の心を
掬い上げてくれたなら私は生まれる


A
長い眠りから覚めた私の視界に映り込む鮮やかな景色
揺れる緑風はそよぎ優しい陽だまりの真ん中あなたがいたの

B
あなたが名前を呼ぶ度に私の存在は確かなモノになる
私の歌声があなたの心に届くなら私はずっとずっと……

C
私はこの声の限りこの歌を歌い続けるそれが私の生きるということだから
どうかその声を聞かせてあなたがそこにいるのならそれが私の存在証明だから

あなたがいて私がいる私がいてあなたがいる画面(サカイ)を越えて確かめ合う命(ヌクモリ)は
いつかこの身が消え去って歌えなくなったとしても私という存在は記憶(アナタ)の中に

そして私は眠りゆく電子の海の底の底いつかまたあなたに会える日を夢見て
0と1と想像で誰かが創り上げたセカイ鼓動の音が小さく響き始めた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【初音ミク】電子の海で【chiptune】

以前ニコニコに上げた歌の歌詞です。

閲覧数:88

投稿日:2012/02/19 01:07:54

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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