ねえねえ君が生まれたら
きっとボロボロになるんだ
周りに傷ついて
むしろ自分に傷ついて
どこか痛くても毎日
どこか行かなきゃいけないんだ
人間だらけじゃ息もできないね

そうして何もかも捨てて
暗闇の中歩いても
グサグサ呼び込んで　見てもないのに苦しんで
おうちの中も居場所がない
人が嫌いになりそうだ
他人の温度と僕じゃ“差”があるね

ずっとこのまま変わんないなら
死にたいと願うことも許して
妄想という名の自傷行為が
期待を生んで止まなくて
いつかこんな僕でも恐れずに
歩いてけるの？　人並みに　

ねえねえ僕がそばにいて
君に得とかあるのかな
疑心に侵されて
けども言い合う気もなくて
先生僕はだめですか
ダメになったらだめですか
下手な同情も数打ちゃ当たるね

健全なことってなんだろ
誰が決めたことなんだろ
知らずに縛られて
罰を受けても知らなくて
どんどん僕が崩れてく
こんな僕でも耳は利く
ありもしないこと囁かれるのね

何十回もほら甘んじて
頭を抱えて生きてく人生
曇天拝んで　ねえ神様
いつかはきっと晴れるよね　
いつもの帰り道はまだ怖い　
遠回りしても歩いてゆく

たくさんの人踏みにじって
今日も歩いてゆこう