【ワタシの名前】

Ａ

息すらもしていない
意識だけしっかりしているよ　どうして…？

ふわり　ふわり　浮いているよ
心だけ此処にあるの

Ｂ

何故…？　言葉が　何故…？　届かず
今　身体に触れても

キミにも届いてない
何故…？　ワタシはいるの…？

Ｓ

ワタシ　死んでいるんだ
笑顔　見せないキミだけ残して
哀れだよね…？

だけど　キミはこの世で
どうか元気で　いつも幸せに
生きていて…

Ａ

幸福が舞い降りて
付き合ったら　こんな結末でさよなら

生きていないワタシだから
遠くからキミを見てる

Ｂ

でも　いいんだ　もう　いいんだ
今　後悔してない

お空に昇れるなら
すぐ行けたらいいな

Ｓ

キミのために離れて
未練　捜して心を見詰める
何が望み…？

不意に事故の記憶が
脳裏　過ぎれば　会話　雪崩れ込み
思い出す

Ｃ

あの時の　あの会話
キミに呼んで欲しい
照れてる横顔

…ワタシの…名前を…呼んで…

Ｓ

思い出すと茫然　
キミに伝わる手段はないよね…？
キミの名前

声を出して叫んだ
キミは振り向き　名前　呼んだよね…？
ありがとう


＜詳細ひらがな仕様＞


【わたしのなまえ】

Ａ
（２＋３＋２＋３
　３＋２＋３＋２＋３＋４
　３＋３＋３＋３
　３＋２＋３＋３　　　　　＝　５０文字）

いき　すらも　して　いない
いしき　だけ　しっかり　して　いるよ　どうして

ふわり　ふわり　ういて　いるよ
こころ　だけ　ここに　あるの

Ｂ
（２＋４＋２＋４
　２＋４＋２＋２
　４＋４＋２
　２＋４＋３　　　＝　４１文字）

なぜ　ことばが　なぜ　とどかず
いま　からだに　ふれ　ても

きみにも　とどいて　ない
なぜ　わたしは　いるの

Ｓ
（３＋３＋４
　３＋４＋４＋４
　３＋３
　３＋３＋４
　３＋４＋３＋５
　３＋２　　　　　＝　６１文字）

わたし　しんで　いるんだ
えがお　みせない　きみだけ　のこして
あわれ　だよね

だけど　きみは　このよで
どうか　げんきで　いつも　しあわせに
いきて　いて

Ａ
（２＋３＋２＋３
　３＋２＋３＋２＋３＋４
　３＋３＋３＋３
　３＋２＋３＋３　　　　　＝　５０文字）

こう　ふくが　まい　おりて
つきあっ　たら　こんな　けつ　まつで　さよなら

いきて　いない　わたし　だから
とおく　から　きみを　みてる

Ｂ
（２＋４＋２＋４
　２＋４＋２＋２
　４＋４＋２
　２＋４＋３　　　＝　４１文字）

でも　いいんだ　もう　いいんだ
いま　こうかい　して　ない

おそらに　のぼれる　なら
すぐ　いけたら　いいな

Ｓ
（３＋３＋４
　３＋４＋４＋４
　３＋３
　３＋３＋４
　３＋４＋３＋５
　３＋２　　　　　＝　６１文字）

きみの　ために　はなれて
みれん　さがして　こころを　みつめる
なにが　のぞみ

ふいに　じこの　きおくが
のうり　よぎれば　かいわ　なだれこみ
おもい　だす

Ｃ
（２＋３＋２＋３
　３＋３＋３
　４＋４
　４＋４＋３　　　＝　３８文字）

あの　ときの　あの　かいわ
きみに　よんで　ほしい
てれてる　よこがお

わたしの　なまえを　よんで

Ｓ
（３＋３＋４
　３＋４＋４＋４
　３＋３
　３＋３＋４
　３＋４＋３＋５
　３＋２　　　　　＝　６１文字）

おもい　だすと　ぼうぜん
きみに　つたわる　しゅだんは　ないよね
きみの　なまえ

こえを　だして　さけんだ
きみは　ふりむき　なまえ　よんだよね
ありが　とう