♪ 別れは出会いの始まりと
  誰もが口にするけれど 
  それは遥かに遠い旅

    尽きることない草原を越え
    地平線の向こうへ抜ける
    渇いた風はフフホトへ

  風の彼方に霞んで消えた
   青い壁 きっとフフホト
  あれが旅の終わりの町
   憩い待つ城 フフホト

♪ 日焼けに傷んだ肌と目で
  砂礫の路に涙乾く
  それは長くて辛い旅

    蜃気楼くゆる砂漠の向こう
    地平線を裂いて消える
    渇いた風はフフホトへ

  砂の彼方に朧に浮かぶ
   青い壁 きっとフフホト
  あれが旅の果ての町
   夢に見た城 フフホト

  (間奏)

♪ 無限の起伏を踏み越えて
  果て無き草の海は続く
  それは命も削る旅

    空と大地の境を踏み
    地平線にその目を凝らし
    渇いた風はフフホトへ

  風の彼方に霞んで見えた
   青い壁 きっとフフホト
  あれが旅の終わりの町
   何時か行き着く フフホト

♪ 草の彼方に朧に浮かぶ
   青い壁 きっとフフホト
  旅の果ての草原の町
   青いあの城 フフホト

♪ Ending must give us bigining
  Somebody told me so long ago
  But evreything has long long way

   Through the far far horizon
   The jorney under the clessent moon
   Our riding is going to Hohhot, ho!

  See it, over the wind blowin' on the grass
   The blue walls should be Hohhot
  That's the end of our long Journey
   Our way is goin' to Hohhot

♪ See it, over the wind blowin' on the grass
   The blue walls should be Hohhot
  That's the end of our long Journey
   Our way is goin' to Hohhot

 セリフ 「Баярлалаа(バイルララ!)」
      (蒙古語「ありがとう」)

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フフホト ~ 青い城壁の町

作詞作曲:阿僧祇
【オリジナル版:キエン連続音】

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

フフホト~青い城壁の町

かつて後元(モンゴル帝国の末裔)の首都があった内蒙古の町、「呼和浩特」(中国語でホーフーホウト、蒙古語だとコクコタとフッフホトの間くらい?)。

それはモンゴル語で「青い(хөх、フッフ)城(хот、ホト)」という意味の名前の町なのだとか。

かつては青く輝く美しい城壁があったそうですが、僕が友人の結婚式に招待を受け初めてフフホトへ行ったときには、大規模な近代化工事中で、城壁は遺跡さえ残っておらず……かろうじて、友人の婚約者(モンゴル人)の弟さんに案内してもらった旧市街の、ラマ教寺院と古い家から、当時の様子をわずかに想像できたのみでした。

この歌は、その数日後にフフホトを再訪したとき、成都からまる3日かかった列車の中で、近代以前に草原の道(ステップロード=北廻りのシルクロード)を旅してた人々の気持ちを想像して考えた歌詞をベースに、キエン連続音1.20でのボーカルを前提としての加筆修正を加えたたものです。

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投稿日:2016/09/04 07:05:10

文字数:1,093文字

カテゴリ:歌詞

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