橙色に染め行(ゆ)く時間
期待を感じ無いまま過ぎる
自分が過去さえ忘れる其の事だけでもただただ覚えて居たかった

さらば
屍の心
捨てきれ無い時代にさよなら

君だけ
解ると云えるよ
自分の温度差に気付く事も
何もかもが寂しさで溢れ
今日もこのまま熱に浮かされ
消えずに残る事を

晒した腕が利か無いで居る
逃(のが)した時間
薄らいで行(ゆ)く
今でも確かに感じる
蝋燭の様に吹き消す夢の走馬灯

そんな
今を向き合って
慈しみ合う
肯定する為

もう駄目
云いたくも無い
向こう側から待つ淫らな君
今日は特に眩暈がする日
真実の病気に魘され
体を蝕むのは

旬な貴方の輪郭をなぞる
終わらせないで
ただ触れていたい

手が届きそうな程近いよ
今まで生きた感情
痛い位欲しい
もう見え無い
このまま自分さえも

君さえ
解らないで居る
自分に気付く赤裸々さはほら
こんなにも寂しさで溢れて
きっと再び熱に浮かされ
激しく残ることを

嗚呼(あーあーああ)
もう終わったんだ
向こう側に居るふしだらな君
今日の痛みを踏み締めてく
嘘塗れの世界に魘され
全て消えてった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鼓動の熱病

へっぽこ六弦使いさんの歌詞募集で書いた歌詞です

閲覧数:157

投稿日:2013/10/27 08:11:47

文字数:483文字

カテゴリ:歌詞

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