Gad　And　Schoolwar

たった一瞬の判断が
たった一瞬の後悔が
幸不幸を分かつ運命なんて
まだ信じたくないや
そっかそっか君はこうして
たった一瞬の後悔で
すぐに変われると信じ
なんてまだ未熟なのだろう
一人きりでまだ寂しがり
なのに強がって藻掻いている...

ひかりはここだよ
こえをかさねてく
よるをてらしてく
あさをよぶんだ
ひかりはとおくて
こえはしずんでく
よるがみちてゆく
それでもすすむ
ひかりをかさねて
よるをてらしあう...

海辺の街の路地裏
潮の香りに混じって
輪廻の渦から遠く外れた
匂いがふたつ
異なる色の虹彩を
携えた人魚の少女は
血に飢えた牙を隠した
少年を見とめた
儚き定命の生に
追われ忌み嫌われた...

ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ？グミちゃん？おーいグミちゃん？どこ行ったん……ん？置き手紙？と家の鍵？」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事？ってなんだろ。起こしてく...

小説版　South North Story
プロローグ
　それは、表現しがたい感覚だった。
　あの時、重く、そして深海よりも凍りついた金属が首筋に触れた記憶を最後に、僕はその記憶を失った。だが、暫くの後に、天空から魂の片割れの姿を見つめている自身の姿に気が付いたのである。彼女は信頼すべき魔術師と共に...

「大好きなお姉ちゃん」
涙を浮かべてどうしたの
お姉ちゃんのことを思ってたのね
友達がいなかったわたしにも
優しくしてくれたよ
叱られて悲しくなってたときは
いっしょに歌を歌ってくれた
いじわるで落ち込んでいたときは
抱きしめてくれたよ
さがしにいこうよ...