ある炎天下 道行くおじいさん
目の前で倒れた
呼吸してない 誰か来て
AED持ってきて 119番お願い
とにかく生きてほしくて
深く息を吹き込んだ
おじいさん助かった
うれしくてうれしくて
うれしくてうれしくて泣いた

だから

私の唇を奪えるのは人命救助だけよ
神聖なものだから すぐに許すほど
安くはないの
だけど たとえあんたでも
どこかで倒れたら 
すぐに駆けつける
命を吹き込んであげるわ


言ってるそばから 何倒れてんの
ほんとに馬鹿じゃない 脈がある
そんなことしたって 跳ね上がるぐらいの
刺激なんてあげないわ
それより妙に暑いわね
陽射しのせいじゃないのになぁ
火照ってる 息苦しい
こんなにそばにいるんだから

気づいて

私の唇を奪えるのは人命救助だけよ
呼吸が聞こえるの?
鼓動が感じられる?
乱れ続けていることが
理解できるなら
早く助けなさいよ
あんたしかできないことなのよ
命を吹き込んで

ああ もう死にそうだ
私の唇を奪えるのは人命救助だけよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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私の唇を奪えるのは人命救助だけよ

自動車学校で応急救護処置訓練を受けているときに思い浮かびました。

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投稿日:2012/08/01 17:32:22

文字数:439文字

カテゴリ:歌詞

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