『星のカケラ』
幼いころ いつも持ってた
小さな 星のカケラ
大事そうに抱えて いつも一緒だった
いつしか大きくなり 自分の道を歩きながら
見上げた空に見つけた 金色の大きな満月
思わず見とれて 手を伸ばした
こぼれたカケラに気づかずに
掴もうとしても 届かない 届かない
周りはいつの間にか夜になり
走っても 追いつかない 追いつかない
周りはいつの間にか深い森
あの満月に手が届いたら 幸せになれると思った
どうしようもないほどの明るさに包まれて 笑顔で生きられると思った
「幸せに なりたいのに…」
何度も躓いて 何度も倒れた
服はボロボロになって 傷だけが増えた
「幸せになんて なれないのかな…」
躓いて倒れて 立ち上がれなかった
夜の闇に 呑まれそうだった
そのとき 目の前の地面に 微かな光
いつか落とした 星のカケラ…
見渡す地面に 幾つも落ちて 優しい光の海をつくっていた
いつの間に こんなに手にして
いつの間に 捨ててきたのだろう
見ないふりをしてきたのだろう
星の海に 仰向けに寝転んで そっと目を閉じる
星のカケラは さらりと崩れて 投げ出した体に 柔らかくしみ込んで
胸の鼓動と一緒に 私の中を回りだす
暖かく思い出す 幼いころの記憶
ほんの些細なことに 喜んで 驚いて 泣いて
楽しかったあの日々
シアワセって これでいいんだ…
ゆっくりと目を開ける 深い森はいつしか消えていた
風が渡る草原 遠く見える地平線
眩しい朝焼けが見えた
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