地の涯 風は歌い 氷は去り 海が明ける
クナウ(福寿草)咲く丘 登り望む 遥かな空 国後  
神代の昔より 絶えることなく 春夏秋冬 くり返す いとなみ
忘られぬ 切り立つ崖 カモメと乙女の涙

地の涯 雲湧き立ち 花装おう 羅臼の岳
彩り香り 織り重なり 咲きほこる ひと夏
神代の昔より 絶えることなく 夏秋冬春 くり返す いとなみ
忘られぬ 木漏れ日の森 駆けゆく エゾシカたち

地の涯 鮭の群れが 往きて還り 河に跳ねる
陽射し留め あかく染まる もみじ 夕暮れ みずうみ
神代の昔より 絶えることなく 秋冬春夏 くり返す いとなみ
忘られぬ 黒い毛並み 漁る ヒグマの親子

地の涯 風は吹雪き 氷を呼び 海を閉ざす
真白き陸 真白き海 ひとつらなり 知床
神代の昔より 絶えることなく 冬春夏秋 くり返す いとなみ
忘られぬ めくるめく空 羽ばたくオジロワシ
忘られぬ 澄み渡る空 翼かなでる風の歌
地の涯 風が流れる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

知床風歌 -地の涯の風の歌-

「結月ゆかり知床応援ソング」http://www.mmb-airport.co.jp/news/20150310.pdf応募用の歌詞。
5分以内という制限のため、応募作においては夏と秋の部分をカット。

閲覧数:126

投稿日:2015/05/08 20:17:37

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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