目を閉じて カウント
3回 尾が跳ねたら
孤独さえ 今夜だけ
自由になって 海を舞う
光になる

息潜め 静粛に!
イルカの うた届いた
いのちさえ 一度きり
出逢いも 一度だけなら

だきしめた 夜の深さごと
君へと 渡せるのなら…

指先の綺羅星が散るよ 一息
月の灯の降る海 朝を忘れぬ内
でも少し、もう少し 甘いまどろみ
蒼い傘さし 深海になってたい


つま先は 無重力
クジラと 月光浴
上瞼 下瞼
ふたりが 恋をする頃

飲みほした ミルクの熱さが
意識を 溶かしだす頃

水底を歩くような そんな速度で
月は落ちてくから 朝に帰れるかな
ふと独り、ふり返り 仰ぐまなざし
逢いたくなるよ その声に泣きそうだ

彼女、夢の5丁目
涙にじむ、朝焼け
あこがれ 眩むほど

指先の綺羅星が 朱に染まれば
波に消えない内 朝が逃げない内
でも少し、もう少し 今はおやすみ
飛び魚の 手の鳴るほうへ

光る銀色はクラムボン こんな夜でも
月は導くから 傘は、花は開き
君がいて、僕がいた 巡るまたたき
息をするのは 明日に逢うために

鼓動さえ 心ごと
カモメになって 空を舞う
朝が来るよ 逢いに行くよ
目を覚ますよ

*

めをとじてカウント
さんかい おがはねたら
こどくさえ こんやだけ
じゆうに なってうみをまう
ひかりになる

いきひそめせいしゅくに
いるかの うたとどいた
いのちさえ いちどきり
であいも いちどだけなら

だきしめた よるのふかさごと
きみへとわたせるの なら

ゆびさきの きらぼしが
ちるよ ひといき
つきの ひのふるうみ
あさを わすれぬうち
でもすこし もうすこし
あまい まどろみ
あおいかささし
しんかいに なってたい

つまさきはむじゅーりょく
くじらと げっこうよく
うわまぶた したまぶた
ふたりが こいをするころ

のみほした ミルクのあつさが
いしきをとかしだす ころ

みなそこを あるくよな
そんな そくどで
つきは おちてくから
あさに かえれるかな
ふとひとり ふりかえり
あおぐ まなざし
あいたくなるよ
そのこえに なきそうだ

かのじょゆめの ごちょうめ
なみだにじむ あさやけ
あこがれ くらむほど

ゆびさきの きらぼしが
あかに そまれば
なみに きえないうち
あさが にげないうち
でもすこし もうすこし
いまは おやすみ
とびうおのての なるほーへ

ひかる ぎんいろは クラムボン
こんな よるでも
つきは みちびくから
かさは はなはひらき
きみがいて ぼくがいた
めぐる またたき
いきをするのは
あしたに あうために

こどうさえこころごと
かもめになってそらをまう
あさがくるよ あいにゆくよ
めをさますよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

◆ クラムボンは朝焼けの夢をみる

彼女は深海の夢をみる

閲覧数:294

投稿日:2011/04/30 15:27:53

文字数:1,153文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました