この心に響くmelody
懐かしい音が聞こえる
思い出せそうで思い出せない
歪なmelody
歪み歪んだこの世界を
逃げるようにあとにして
僕らは何を手にする？
幸せ？喜び？愛情？
どれでもないよ
僕らが手にする事のできる物は
何一つ無いのだから

あぁ聞こえてくるよ
あの頃聞いたmelodyが
何度も何度も聞いたのに
結局覚えることのできなかった
melodyが

思い出そうとすると
他の記憶が邪魔をする
それは、まるで
思い出したくないかのように

自分が自分を隠し続ける
「未来なんて無いんだよ」って
そんな分けないって
反抗してみたけれども
ちっとも答えは出てなくて

答え求め叫び始める
そうだ、きっと、きっと
あの頃の自分ならすぐに
分かること

あの日聞いたmelodyが
再び心に響くんだ
そうあのmelodyは、
きっと、きっと
未来への希望込めた
melodyだったんだ

それに気付かず
一人目隠しをするように
目を背ける自分に気付く
そんな自分を慰めるように
心に響くmelodyは、
目隠しなど必要ないって
何度も話しかける

それにも気付かないふりをして
また一人で歩いていく僕は
本当は寂しかったんだ
それなのに一人孤独に生きていた

心に響く音なんて
なにも聞こえてないかのように
ずっと一人で歩いていく
どんどん心の奥に
やがてなにも聞こえなくなる

それでも僕は止まることなく
歩いていく
それはまるで操られた
人形のように歩いていった