深昏睡
投稿日:2019/02/26 04:47:04 | 文字数:347文字 | 閲覧数:1,073 | カテゴリ:歌詞
透明なかたち 噛み潰したって
ああ 夢には届かないみたいだった
聡明な果実 声は出さないでまだ
夜の水槽溢れた
分からないままで言った
「此処はそんなに寒くは無いから」
忘れた声は ねえこんなだっけ
潰れた視界なら此処もきっと 幸せであれるから
はっとした雨だって 置いていった傘だって
世界はあなたを救わないから
貰った靴で何処へ行こうか
きっと とうにお終いで 泣いてしまったことだって
全部抱えて落ちてあげるよ
最後まで離さないでいて
もう言葉は無いけれど
はっとした雨だって 置いていった傘だって
世界はあなたを救わないから
それなら此処で落ち着いていいのかい
きっと とうにお終いで 泣いてしまったことだって
全部抱えて落ちてあげるよ
最後まで離さないでいて
もう心は無いけれど
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楽園
まだ下を向いたまんま 淡い淡い期待を抱えて
ただ暗がりを追って 緩い緩い風の中をただ泳いだ
「大層な夢のよう。」って
鮮やかに離した目には
言いかけた後悔と 踏み潰した花
楽園
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スコール
ねえ 雨が、雨が
また、ほら
頬を濡らすの
つまらないのは、いつだってあなただったから
問いかけは淀んだくらしでは
スコール
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Ghost in a closet
白痴の猫が鳴いて
浅はかな夢と分かりながら眠る
ずっと、ただ寄り添った
回避した都合と言葉
酷く傷んでいる
Ghost in a closet
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nuit
綺麗な羽根をたたんで
息を止めた
何処か遠くの方へ
行けると思った
ねぇ、こうして僕ら 夜を待っている
nuit
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ルーム
深い青 夜が来たら
内緒のはなしをしよう
ひみつのパス 階段を下って
肩を抱いて、音をならして
触れた声よ、こちらへおいで
ルーム
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Currant
何が怖くて俯いているの
どうか この心を
間違ってはないと笑って
さよならなんて 初めから知ってた
夢現なら起こさないでね
Currant
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プリムラの食べ方
ふたりせかい、よるの縁 迷い込んだ
色になって 音になって 砕け散ってしまうの
からまった、指先
溶け出した、花の蜜
君と指切りをした
プリムラの食べ方
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ディアルファルド
空 青 熱い視線
雲 白 大きくなる
まぶしくて 両手で覆っても 光が見えるの
痛い 痛い こんな日は
早く 早く 過ぎ去ってくれたらな
ディアルファルド
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レム
冷え切った布団にひろげたタオルケット
潜りこむ午前四時三十分と数秒後
持ち物は片道分の七十円
眠い目を擦りながら飲み込む睡眠導入剤三錠
枕に頭をうずめてどんくらいだ
レム
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鳳仙花
(The Dream was broken, You are the one
On another planet, Anything cloud happen)
靴は履かない
窮屈でしょうがない
まるで自由の怪物になったみたい
鳳仙花
(プロフィールはありません)