キセキだけ　浮かび上がる
僕の虚像　切なく
報われない　想いなど
忘れてほしい　愛しき人よ

前触れなく　ささやいた
朝日に只　重ねた
窓辺で想い出なぞる
曇ったガラス綺麗だ

天井に光るボールの上　僕は君を見ている
後ろ髪見飽きたから　少しこっち向いてよ

別れはしないから　ずっと此処で愛してるから
後悔に問うてくれ　涙で廃れる空を仰いでくれ

時に攫われた日から
幾年経ったのでしょう
想い出になれたのなら
そろそろ僕は" い こ う か ? "

天井に光るボールの上　僕は少し疲れた
大人びた君を見て僕は「ずっと」を裏切った

君なら大丈夫　僕を少しだけ殺してくれ
遠い空に任せた　「愛してました」が見えたら

きっと同じ幸せを見ていた、
君だからこそ強く生きられた。
約束の時　終わりが来ちゃう―。
分かってる――。そんなの―――。

「幸せな別れだね。」いこうとしたその時。
君が空を仰いで泣き―――笑った。

君よさようなら　叶わなかった「ずっと」さえも
後悔よありがとう　涙で綺麗な空を仰いで生きてくれ　lalalala