枯れた花を抱き寄せて 次の街まで
月灯りに照らされた 跡を辿って

空に響く遠吠えが 終わりの合図で
君の震えた指先が もう一度触れて

少し重ねたのに未だ 交わらない色
また一つ枯れそうだって 頼りのないヒーロー

咲かない花の声が聞こえた気がして
「君も似ている」って
開かないドアの前で立ち尽くしながら
煙を吐く後ろ姿に焦がれて

それが今更だと気付くまで 拡げた傷跡
辺りが赤く染まって 動きのない心臓

此処まで探しても未だ 見つからない色
また置いて行かれそうだって 頼りないヒーロー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Chapter 3 : Heaven's door

閲覧数:69

投稿日:2020/01/05 22:31:45

文字数:248文字

カテゴリ:歌詞

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