夢も仲間も
投げ棄てられて
上を目指せと
押し付けられて

狭い家(カゴ)から
逃げ出したくて
夜の中へと
足は何処へ向かう?

愛されぬような
気にされぬような
襲う虚無感に
嫌気さした

いつか拾った
あの猫のように
フラリフラリと
彷徨う私一人

胸の奥から奥から零れ落ちてく
人気の無い公園にはカラスが一羽
誰にも分かりはしないのでしょう
溢れ出した夜の中に大木の人影

暗さの中に
白色と黒
ボーダーラインが
通り過ぎてく

路地裏の脇
廃れた公園
錆びた蛇口
ブランコに腰かけて

家の隙間に
街の明かりが
星は煌めき
少し寒くなる

こんな世の中
呆れてしまうわ
望む全ては
いつもかき消されて

愛を失った私はどうすればいい?
零れ落ちた雫一つ
カラカラ消えた
私を私を分かってほしい
溢れ出した願い全て夜へと消えていく

愛を
失った私はどうすればいい?
乾ききった袖を独り
虚しく摩る
私は私はどうすればいい?
向かう場所も分からぬまま
彷徨う夜を行く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ロウムナイト 歌詞

閲覧数:123

投稿日:2013/05/01 19:47:15

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました