エスターテの叙情詩
投稿日:2015/07/01 20:11:32 | 文字数:989文字 | 閲覧数:629 | カテゴリ:歌詞
エスターテの叙情詩の歌詞です。
湿度の高い夏の午後
青々しい木々 揺れる葉
乾いた汽笛が響いた
駅のホーム 汗が堕ちた
感傷に浸る間も無く
自動ドアは閉まりかけの様子
慌てて列車に飛び乗る
僕の凡人たる所以
壊せないリアリティと
耳をイヤホンで塞いでも
現状は何も変わらない
変えられるとでも思ったの?
快速の車輪は軋んだ
それでも線路を捉えて
前進を続けてるのに
僕は椅子でうずくまって
「貴方は見えない明日を臨んだろう?」
「無機質な未来を手にしただろう?」
「何を悲しむことがあるの?」
「それこそが幸福ではないの?」
停車で傾いたのは身体かな
はたまた自分の心か
ゆらり 揺れて 考える間に
ドアは閉まってしまっていた
降車のタイミングを逃したのが
あの日によく似ていて気が滅入る
それが幸福ではないと
気づいたあの日と重なって
底へ沈んでく
終点駅に辿り着く
夕日は彼方で溶けかけ
生暖かい風が吹く
駅のホーム 息を呑んだ
改札を抜けようとした
刹那、劈く警鐘聴こえた
残高不足の定期券
まるで今の僕のようだ
空の向こう 宵の明星
この目じゃ霞んで見えないや
常世の答えを掴んだ
代償に視力を奪われた
観測者は行く当てもなく
田園地帯を抜けてく
橙と青が混ざった
色が景色に染み込んだ
憧れてたのは街並みの灯り?
手が届かない頭上の星々?
今となってはそれすらも
考えられなくなってしまった
堅苦しい鎧を身に纏った
人とすれ違う毎日
違う 違う! 否定しても
それすらも虚しくなった
結局どんな結末が欲しくて
惰性の暮らしを続けているの?
軽自動車が空を切った
微睡んだ意識は覚めて
満点の星が輝いた
そんな気がした夜だった
足を止めて気づいたこと
忘れた愚かなる僕は
踏切の向こう側の風景に
見とれているだけの価値しかない
変わらないから右足出して
この目に映る景色は楽園か
それともカラクリの国か
誰も知らない 見えない だから
色彩で浸していくんだ
救いを求めるだけの脇役で
幕引きなんてあまりに無様だ
足掻き、藻掻き、泥水飲んで
先はそれから思考するんだよ
熱帯びた夏が冷えてく
だんだん夜が明けていく
イヤホンの奥 届く音が
何故か胸に溶けてくようだ
始発の列車が遠くを過ぎてく
渇いた風が髪を揺らしてる
「晴れ渡る快晴なんて
僕には似つかわしくないや」
って笑った
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廃棄場のポエトリー
0と1の雑踏 過去は仕分けられ
恥も馴染んできて言葉を吐く
小さな火種は瞬く間に業火
落日は迫った 受け入れたくないよ
吐き気がするよ 吐瀉物に塗れ
廃棄場のポエトリー
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マトカリアの手帳は飴色を知らない
色盲の街へ花束を
懺悔の都市には聖歌を
擦れた心には何を
ねぇ、捧げるの?
清廉な声で名を呼んで
マトカリアの手帳は飴色を知らない
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べグラーベンは灯りを呑む
誰かに見られているような
箱庭の中での暮らしも
幾百年過ぎてしまえば
当たり前に変わっていく
いつから世界は二つに
べグラーベンは灯りを呑む
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d-黄色 歌詞
何も言わず黙って あなたのことを見てる
何も言わず黙って 上からお前を見てる
何も言わず黙って 愛されるのを待って
何も言わず黙って 何もせず留まってる
段々馬鹿になっていく 見飽きた言葉繰り返すだけ
d-黄色 歌詞
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歌詞 - チルスレイヴ
浅く繋がれた鎖を失くして
探して 探して 剥がして 壊していく
白銀のない季節が訪れて
儚く咲き耀う奇跡を信じていたい
ガラスのように無彩色な
歌詞 - チルスレイヴ
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f-赤色 歌詞
放りだされた宇宙人の群れの中
溢れ出すFはヘッドフォンで塞いで
僕は死んだ?
自意識過剰な狼が見栄を張って赤頭巾を食べる
そんな胃もたれ気味の世界からこぼれた潤滑油が歯車回す
f-赤色 歌詞
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最期の晩餐は寝室にて 歌詞
ある国の王女は言う
「いつか海が見てみたい」と
召使いは顔を背けて
皺だらけの手を震わせる
最期の晩餐の期限は数分後
最期の晩餐は寝室にて 歌詞
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寂寞の種
雨の気配 群青の夜 脆いアスファルト 不夜城へ沈んだ
フェンスの向こう 微笑んだ貴方 脆い感情が崩れていく
咀嚼したリアルは腐っていた 駆け出した足は崩れ落ちた
戻らない時を恨んでも欲望には抗えやしない
古びた図書館の匂いがした 懐かしい母の記憶があった
寂寞の種
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不快指数クライシス
不快指数 上がりっぱなしで
ため息 撒き散らされる この世界で
有る筈ない 正義だって 君は
容易く手に入れて Get out of my way
視界不良 予測不能な声
不快指数クライシス
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カーソルライダー.歌詞
カーソルライダー
絵に描いた様な日常に
誰が今終止符を打つ?
愛想 動作 破れた紙芝居
なんだって壊れてしまう始末
カーソルライダー.歌詞
(プロフィールはありません)