いくら背伸びをしても 言葉を投げかけても
君にはもう届かなくて 僕は分かってるつもりで
綺麗に仕舞い込んだ 思い出を散らかした
「君」が溢れる部屋で ひとり 立ち尽くす
通り雨に傘をさしたこと
夜になれば ふたりきりで
天体観測に出かけたよね
僕もいつか消えて
おやすみも さよならも
言えなくなるんだろう
いつか星を掴む
そのときは傍にいて
迷わないですむように
何度も見上げた空 耳を澄ませば君が
聴こえるような気がしたんだ 夢はいつか解けてゆく
体温は変わらない 呼吸も続いている
「君」が欠けた世界で ひとり 生きていく
雨上がりに 虹を架けたこと
月が照らす 君を見てた
繋いだ手を離したくなかった
君もそっと消えて
おはようも ごめんねも
聞こえなくなったんだろう
いつか星を掴む
そのときは傍にいて
泣かないですむように
星もいつか消える
おはようも おやすみも
知らないままなんだろう
僕は生きていくよ
星を掴むときまで
「ありがとう」を伝えるまで
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