日差しが強い、今日みたいな日はさ。ちょっとひなたを避けてみたりして。
雨が降っていた、昨日みたいな日は。少し跳ねて、みずたまりをよける。
風が強い、そんな日はね。向かい風に反抗するんだ。

そんな、天気に合わせた私の毎日。

ただ、ただね。くもりの日は何もできないから、部屋の中から外を見てみるの。
今回は、くもりの日のお話をしてみるよ。
あれはいつだったかな・・・


やっぱり、私は部屋の中にいて窓から外を眺めていたの。
そしたらさ、つまんないはずの景色の中に、面白いものを見つけたんだよ。
黄色い髪の毛の男の子が、こっちを見てたんだ。
でも目が合うとね、その子はすぐに目を背けて走っていっちゃったんだ。
あの子が着ていた制服は、私が行っていた学校の制服だったの。
だからかな?少し興味がわいてきて、それから毎日外を見るようにしてみたの。
その子は、毎日毎日私の家の前で立ち止まって、私の部屋の方を見ていた。

ある日私は、その子を待ち伏せしてみることにしたの。
きいてみたい事が、たくさんあって・・・
質問をまとめたメモ帳を強く握って、玄関の前で座る。
なんだか少し緊張してる。
何回か深呼吸をして、自分を落ち着かせる。
がんばれ、私。


あの子はすぐに来た。
私を見て驚くと、口をパクパクさせる。
あは、金魚みたい。
そういうと、その子は顔を真っ赤にさせて「人間ですよ」だって。
みたい。って言っただけなのにね。
いつもみてたね。私のこと知ってたの?中学何年生なの?
いろんな質問してから、一番ききたかった質問をする。
ねぇねぇ、学校って楽しいの?
彼は少し戸惑ってから、
「あなたがいつか来てくれたらって、それを楽しみにしてるんです」なんて言った。
そっか、そうなのか。
私は君の支えになってるんだね。
嬉しいな。こんな私でも、誰かの支えになれるんだ。
でも、申し訳ないです。
私にはもう、あの学校に行く勇気はないのです。
もう、離れすぎました。

あぁ、でもまた明日、ここに来てくれますか?
そしたら、高校からやり直しますから。
その2年後に、ついて来てください。
待ってますから。

彼は寂しげに笑って、「毎日来ますよ」って。
でも、それでもいつか、あなたから来てほしいです。
それだけ言うと、帰っていったの。

ばいばい、また明日。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君へ

あぁぁ・・・
タイトルが思い浮かばずに、適当になってしまった。


一応視点はミクです。
あとのことは皆様のご想像にお任せします。
では・・・

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閲覧数:119

投稿日:2011/06/26 16:42:19

文字数:977文字

カテゴリ:小説

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