机上の花瓶 破れたノート
戸惑う僕を嗤うのは
気丈な彼女を尻目に
先刻(さっき)までの平和が横切った

縋るような君の目に
僕はただ無視をして
傷つくカオに気づいたとしても
きっとまた見て見ぬ振りをする
だって だって だって

何も知らないままで今日まで生きてきた
無知でいた方が安全だなんて
思い込んだんだ だって
僕は 何も出来ないからさ 今日も逃げ続けるんだ
どうしようもないだろ この烏合の中じゃ
身動きなんてとれっこないんだ

机上の暴言 潰れたノート
昨日までのクラスメート
強がる彼女を置いてけぼりに
気まぐれな悪意が横切った

大丈夫だって笑う君から
僕はただ目を逸らすだけ
悲痛な笑みに気づいてしまえば
きっとまた見て見ぬ振りをする
だって だって だって

何も知らないままで今日まで生きてきたんだ
無知でいることが罪だなんて
気付きたくないだけだって僕は
何も出来ないからって
今日も逃げ続けるのかい
どうしようもないだろ この烏合の中じゃ
声を上げるのだってこわいんだ

何も知らないふりで 今日を過ごしてきた僕を
どうして責めてくれないんだ
こんなに胸が裂けそうなのに 僕は
なんで なんで なんで

何も知らないままじゃ 今日から生きていけないだろ
無知でいる方が安全だって
君を見捨てるくらいなら僕は
強がって独りだって 今日に背きたくはない

変わるときだろ この烏合の中で
じっとなんてできっこないんだ

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  • 非営利目的に限ります
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葛藤少年R

虐められてる少女と
それを助けたい少年

閲覧数:113

投稿日:2014/11/16 13:56:10

文字数:620文字

カテゴリ:歌詞

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