私が貴方に伝えたい言葉があるとするなら
きっとただ一言で済んだ筈
けれどそれが叶わないなら
歌うことにどんな意味があるだろうか

傍にいられることの幸せなど
きっと私には分からないままだった
貴方がいればなんて
そんな陳腐な台詞は嫌いだった

今ここで私
ただ子供のように泣きじゃくる
いいえきっと子供ではないわ
子供はこんな気持ちを知らないもの


たとえ生死が別たれても変わるものなどないと
たったそれだけが私の真実
けれどそれも砕け散って
笑うことに意味さえも見出せない

砕けていく私など誰も見ない
それでいいと呟きながら何度でも
貴方がいないからと
言いたくもない言葉が私を突き刺す

今ここで貴方
私を見下ろして何と言うかしら
そうねただ冷笑を浮かべて
仕方がないねと笑うだけよ


もう嫌だと何度も思うのに
どうしてもままならないこの心
もういっそ硝子のように

こなごなにくだけてしまえばいいのに

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  • 非営利目的に限ります
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硝子の殺意

殺意というか、自殺願望的なものに仕上がったようです。……なんでだろう。

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投稿日:2008/10/16 04:33:47

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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