窓を叩く 音に目を覚ました
月の光落ち込んだ冷たい部屋
眠る傍らにひらひら 現れた知らないあなた
見つめ合う一瞬と心呼び覚まされてしまった瞬間

夜風だけを纏い飛び出した 見失わないように
誘うその姿追いかけて走り続けた 裸足のまま


暗い夜の森を すり抜け丸い月背に回る
浮かぶ影をただただ見つめ逸らせなかった
迷い道駆けて行く度 素肌に赤い線を刻む
誰かの面影重なっていくあなたに唇震わせた

光目指す後先夢中の果て 気付いた足が止まる
どこにも行けないここからは出られないことを 思い出した から


逃げないでおくれ大切な愛しい魂


休める体にそっと指先を 伸ばしやっと捕まえた
傷だらけの囚われた姫は羽ばたつかせる 淡い光
でも合わせた掌の中 凛とした その身の色だけを
残し消えてしまった私だけ私にしか
見えない月の 蝶



……………………………………………………………………(ひらがな)
シュメッタリンヴァルト:タイトル


まどをたたく おとにめをさました
つきのひかりおちこんだつめたいへや
ねむるかたわらにひらひら あらわれたしらないあなた
みつめあういっしゅんとこころよびさまされてしまったしゅんかん

よかぜだけをまといとびだした みうしなわないように
いざなうそのすがたおいかけてはしりつづけた はだしのまま


くらいよるのもりを すりぬけまるいつきせにまわる
うかぶかげをただただみつめそらせなかった
まよいみちかけていくたび すはだにあかいせんをきざむ
だれかのおもかげかさなっていくあなたにくちびるふるわせた

ひかりめざすあとさきむちゅうのはて きづいたあしがとまる
どこにもいけないここからはでられないことを おもいだしたから


にげないでおくれたいせつないとしいたましい


やすめるからだにそっとゆびさきを のばしやっとつかまえた
きずだらけのとらわれたひめははねばたつかせる あわいひかり
でもあわせたてのなか りんとした そのみのいろだけを
のこしきえてしまったわたしだけわたしにしか
みえないつきのちょう

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

Schmetterling Wald (仮)

http://piapro.jp/t/fBLL
DuronII様用歌詞。

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投稿日:2013/07/31 19:36:04

文字数:881文字

カテゴリ:歌詞

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