薄昏に抱かれた儘 眼を閉じ想い出すは唯
鎮かなる森の愛した 社に踊る影を

黄昏に交わう体 生き急ぐ人々の声
雑踏に探した姿を見つけては 裾を捕まえて泣いていたの

眠らないこの街の隅 見降ろした摩天楼に
幾千の願い紡げば 君にまた逢えるだろうか

無機質な鎮守の森で 何を求めているのだろう
果てしない時が流れど 逢魔時も逢えず

私を置いて逝くは唯 人の身の運命なのでしょう
笛の音は舞を掻き立て 魂は天へと焦がれて昇り散ったの

黎明に口付けをして 暁に夢を返そう
東雲に瞳閉じれば 君とまた眠れるだろうか

灯火の煌めく森じゃ 眩しくてまだ眠れないよ
幾千の願い叫べば 君にまた逢えるだろうか


うすぐれにいだかれたまま めをとじおもいだすはただ
しずかなるもりのあいした やしろにおどるかげを

たそがれにまじわうからだ いきいそぐひとびとのこえ
ざっとうにさがしたすがたをみつけては すそをつかまえてないていたの

ねむらないこのまちのすみ みおろしたまてんろうに
いくせんのねがいつむげば きみにまたあえるだろうか

むきしつなちんじゅのもりで なにをもとめているのだろう
はてしないときがながれど おうまときもあえず

わたしをおいていくはただ ひとのみのさだめなのでしょう
ふえのねはまいをかきたて たましいはてんへとこがれてのぼりちったの

れいめいにくちづけをして あかつきにゆめをへんそう
しののめにひとみとじれば きみとまたねむれるだろうか

ともしびのきらめくもりじゃ まぶしくてまだねむれないよ
いくせんのねがいさけべば きみにまたあえるだろうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鎮守の森

http://piapro.jp/t/D7Kz
こちらに応募させて頂きました。

閲覧数:190

投稿日:2014/03/30 21:28:25

文字数:689文字

カテゴリ:歌詞

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