(aサビ)
　大人になんて　なりたくない
　　ずっと　思ってた
　〈夢みる楽園〉　このキモチ
　　忘れて　しまうのなら

(1-aメロ)
　其処は何時でも　辿り着ける
　そっと　瞳を　閉じた　だけで
　
　其処は決して　辿り着けない
　ずっと　心　閉ざしたままじゃ
(1-bメロ)
　誰かが理想(ユメ)を　忘れてゆくたび
　零れ堕ちて　"虚無"にのまれる
　"幻(マヤカシ)"となり
　　"虚偽(イツワリ)"となり
　希望(ユメ)を　忘れさせる

(1-aサビ)
　大人になんて　なりたくない
　　ずっと　思ってた
　〈夢みる楽園〉　このセカイ
　　亡くして　しまうのなら
(1-bサビ)
　『大人になったら　忘れてしまうの？』
　"望みを統べたもう金の瞳"が
　じっと　見つめている　気がした
　
　大人になった　今のワタシでも
　出来るコト　在るのじゃない？
　自分に　問いかけた
(1-aサビ)
　大人になんて　なりたくない
　　ずっと　逃げてたんだ
　〈夢みる楽園〉　自分から
　　壊して　しまいかけた

(2-aメロ)
　目覚めた　瞬間　忘れ去る
　仄かな　夢の　残滓(ザンシ)から

　"悪(あしき)"も　"善(よき)"も　等しくあれ
　ただ　はてしなき　夢幻迷宮(ラビュリントス)
(2-bメロ)
　ワタシが　願い(ユメ)を　忘れてゆくたび
　綻びて　ニセモノになってく
　輝き無くし
　　煌めき無くし
　"虚言(ウソ)"に　造り変えた

(2-aサビ)
　大人になんて　なりたくない
　　なんで　思ってた？
　〈夢みる楽園〉　このオモイ
　　大切　だったならば
(2-bサビ)
　『大人になっても　きっとまた此処へと……』
　"あかがね 絹表紙"　"互いを食む蛇"
　ずっと　待っていた　気がした

　大人になった　今のワタシだから
　出来るコト　在るハズだと
　自分に　言い聞かせ
(2-aサビ)
　大人になった　無くしたモノ
　　きっと　あったけど
　〈夢みる楽園〉このキモチ
　　決して　なくさないで
(ラスサビ)
　大人になんて　なりたくない
　ずっとずっと　思ってたけれど
　〈夢みる楽園(ファンタージエン)〉への　その扉は
　大人に　なっても　夢みるたびに　開かれる