ただ風が駆け巡る
心がずっと 追いつかないけれど
身体じゅうが 君との
確かな 夏 待ちわびてるんだ

いつもと同じはずの 海へのうだる道に
太陽 輝いても
トモダチの二人の雲行きは
ついに 嵐へと向かう午後

ほんの少し 素っ気なくて
にわか雨の気持ちになっては
笑ってみせた "いままでどおり"も

自転車飛ばして
カモメになって 二人きっと 空と海の彼方へ
思い出たちの風鈴 チリンってさ ほら
スカートごと揺らす
コバルト色の潮風を身にまといながら
いま 真夏のまんなか

胸の奥咲く花が ヒマワリとかどうとか
ちょっと置いといても
リセマラのきかない返事なら
いいよって言う準備はしてる

だけど少し 声を聞けば
雨上がりのキモチでいっぱい
笑ってみせて 今までよりも

自転車飛ばして
入道雲だって 二人いっそ越える そんなイメージで
制服のふくらみも ふわりってさ ほら
浮力に変わるかも
海岸線も 砂浜も 君と一緒なら
青春だ…って イイかな

ただ風が駆けてゆく
身体をずっと 待たせてたけど
心底から 君との
確かな 夏 求めているんだ

自転車飛ばして
カモメになって 二人きっと 空と海の彼方へ
思い出たちの風鈴 チリンってさ ほら
スカートごと揺らす
コバルト色の潮風を身にまといながら
いま 真夏のまんなか


***譜割り***

ただかぜがかけめぐる
こころが(ずっ)と (おい)つか(ない)けれど
からだじゅうが きみとの
たしかな なつ まちわびて(るん)だ

いつもとおなじはずの うみえのうだるみちに
(たい)(よう) かが(やい)ても
ともだちのふたりのくもゆきわ
ついに あらしえとむかうごご

ほんのすこし そおけなくて
にわかあめのきもちに(なっ)ては
わらあてみせた いままで(どお)りも

じてんしゃとばして
かもめに(なっ)て ふたり(きっ)と そらとうみのかなたえ
おもいでたちのふう(りん) ちり(んっ)てさ ほら
すかあとごとゆらす
こばるといろのしおかぜおみにまといながら
いま まなつの(まん)なか

むねのおくさくはなが ひまわりとかどおとか
(ちょっ)とおい(とい)ても
りせまらのきかないへんじなら
いい(よっ)てゆうじゅんびわしてる

だけどすこし こえおきけば
あめあがりのきもちで(いっ)ぱい
わらあてみせて いままでよりも

じてんしゃとばして
(にゅう)(どう)ぐも(だっ)て ふたり(いっ)そこえる (そん)ないめえじで
せいふくのふくらみも ふわ(りっ)てさ ほら
ふりょくにかわるかも
かいがんせんも すなはまも きみといいしょなら
せいしゅん(だっ)て (いい)かな

ただかぜがかけてゆく
からだお(ずっ)と またせてたけど
しんそこから きみとの
たしかな なつ もとめてい(るん)だ

じてんしゃとばして
かもめに(なっ)て ふたり(きっ)と そらとうみのかなたえ
おもいでたちのふう(りん) ちり(んっ)てさ ほら
すかあとごとゆらす
こばるといろのしおかぜおみにまといながら
いま まなつの(まん)なか


※カッコ内は1音を想定しております。

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潮風プリーツスカート

豆腐メンタル inc Pさんの歌詞募集に応募させていただきました。
https://piapro.jp/t/Dv4O

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投稿日:2020/08/16 16:32:44

文字数:1,321文字

カテゴリ:歌詞

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