あさきゆめみし


ふらっと弾いて歌うだけ
思いの丈を煌めかせましょう
ふわっと舞って乱るだけ
幼気な心踊らせましょう
くらっと泣いて噎ぶだけ
寂しさの涙を零しましょう
くるっと向いて笑うだけ
冷めない煮凝りを掬いましょう

あぁ
繰り返しの味気のない日々が
跳ねるように輝いて

色は匂えど散りぬるならば
その花美しく咲かせましょう
我が世誰しも常ならむなら
その声を歴史に刻みましょう


ふらっと弾いて歌うだけ
伝えたい言葉は届かない
ふわっと舞って乱るだけ
靡かせた髪は整えない
くらっと泣いて噎ぶだけ
慟哭は誰も求めない
くるっと向いて笑うだけ
強がりの嘘は好きじゃない

あぁ
情緒のままに奏でた景色が
瞑る度に目に浮かぶ

有為の奥山今日越えながら
何時の日に聞いた音想い出す
浅き夢見じ酔いもせずとは
理を背にせど声は出ず

あぁ
振り返ると視界が滲むので
向こう見ずに歩き出す

色は匂えど散りぬるならば
その花枯れる日は種を蒔け
浅き夢見し青い心は
忘れぬように息吹の中で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あさきゆめみし 歌詞

閲覧数:8,216

投稿日:2015/07/04 17:12:23

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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