カーテンが滲んでた 眠れないあの朝と 真逆の色
繋げた手 また笑って ずっとこのままでなんて
ベッドがくしゃくしゃ 君の髪も乱れてて 可笑しかったな
あぁ何もない 七畳もない部屋で 消えきらない匂い

愛し合って過ごした六月が 梅雨の雨に流れていく
魔法は解け 外に出てしまった

明けない空も ふたりで見たかった
蝉時雨、夏だった
何度でも思い出すような 映画みたいな時間だったんだ

離したくないと 無邪気に抱いたのは 君が好きだったから
電気も付けないままで 確かめるように触れたとき
ただ苦いだけの味がして 僕をまだ捉えていた

カーテンが閉まってる ガラス窓映る影 ひとつだけ
ここってさ やっぱそうだな 一緒に行ったパン屋さん
逃げるように歩いて 枯れたマリーゴールドに気がついた
あぁやるせない 私たちみたいなんて 馬鹿馬鹿しいじゃない

溢れ出したお菓子の山 ゴミになるのに買い足してる
いなくなれ 食わず嫌いのまま

苦しくはなくて なんだか苦かった
それほどに好きでした
泣き叫ぶ蝉の声は あなたを捨てた私を責めてる

愛し合って 止まった時間の中 アイスは溶けていった
忙しない街路の上 遠くで聞こえる笑い声
せめて誰にも知られないで 美しく花を散らせ

剥げた遊具 生まれたての雲間 夏が絡まって離れない
この部屋や、色や、僕や、私、

光が漏れて ふたりを染め上げる
暮れなずむあの色は 朝焼け満たすオレンジ
キラキラできない夏があるけど

過ぎ去った風に 空気が透けていく 出来すぎな虹の橋
新しい今日を過ごす 耳を澄ませば蛙が鳴く
いつもの道で花が枯れる 眩しすぎる朝が似合う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

降る朝

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投稿日:2022/09/03 02:25:50

文字数:703文字

カテゴリ:歌詞

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